Paradise column vol.8
JAS法改正についてのパブリックコメント
■今回、この様な案を水産庁に提出しようと思い立ったのは、【WEBさかな図鑑】のさかなBBSにて、パブリックコメントを募っているという事実を知ったからであります。
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■魚に興味を持ち出した小学生の頃から、いわゆるデパ地下や、魚屋、スーパーの鮮魚売り場が大好きになり、よく見入る様になりました。そして、魚が如何に乱暴に消費者のもとへ渡っていて、消費者は何もわからぬままそれを食べているという事実がある事に気づいたワケです。
■それで、長年(?)内心思っていた事を世間一般に反映させる事が出来るチャンスを逃したくない故に今回の意見提出に至った次第です。
■実際、パブリックコメント公募を知った時期は11月中だったにも関わらず、やれ高3の学年末試験だ、やれ受験勉強だので、なかなか手を出せずにいて、本当にギリギリの提出となりましたが、少しでも意見を出して良かった!と思える成果が得られたらいいなぁ。。。
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■では、傾斜文字以外は内容については一字一句変えておりませんので、折角のホームページという場も活用して、「水産物表示検討会」の方達のみならず、色々なヒトに私の意見を聞いて頂きたく思います。では!

魚介類の表示名称の取扱いについて(中間とりまとめ)(案)
ぷいぷいユッケのパブリックコメント

■初めに自己紹介を。「◇ ◇ 地球寄ってく?? Fishing Paradise ◇ ◇」というWEBサイトを運営しております、高校3年生(2002年12月現在)のぷいぷいユッケです。私の意見が少しでも反映されればと思います。
■この度の、「魚介類の表示名称の取扱いについて(中間とりまとめ)(案)」について、基本的な事については大方、大変結構な案だとは思っております。
■日本産魚類については、今まで、デパートの鮮魚売り場やスーパーの魚売り場、魚屋などなど、1つの種に対して色々な複数の名称で魚が売られていた事は、魚についての知識が皆無に等しい一般消費者が混乱しない筈はありません。
■殊に、私の行動範囲内である、神奈川県内、東京都内のデパートの地下食品売り場では、「チダイ」をあろうことか、「真鯛」で売っていたりする所もありましたし、焼き魚で「キダイ」を「マダイ」と混乱させる名称で売っている所も多々目撃しております。他の奄美諸島などでは、「メジナ」を「黒鯛」として売っていたり、「チカメキントキ」を「キンメダイ」として売っていたりもしている様ですが、この事は「ミカン」を「リンゴ」で売る行為に等しく、まさしくこれらの事例は消費者を騙している事になるので、詐欺行為にあたってもおかしくは無い筈です。
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■先ず、今回の案では、地方名については、「その名称がその内容を表すものとして一般に理解される地域においては、その名称を記載することができることとする。」となっておりますが、そこに住む地域の人でも、実際、色々な地方出身の方が住んでいますし、果たして、本当に一般に理解され得る地方名なぞ存在するのかは、甚だ疑問です。確かに、魚市場では、地方名でやりとりされている場所ばかりで、標準和名でやりとりがなされている場所というのは聞いた事はありませんが、だからと言ってその地方名のまま売るとなると混乱は必至です。ですから、消費者に直接魚介類を売る場合は、それなりの知識を持っている人が責任をもって、その魚の標準和名で表示を行うのが一番ではないでしょうか。
■一般の人々が理解出来る表示名は、標準和名以外にはありえません。私がそう断言する根拠は、魚類図鑑などでは地方名についての検索が無いものが殆どですし、あったとしてもとても日本全国の地方名を載せているものはありません。それに加え、同じ地方名で検索すると多数の種の魚介類が浮かび上がる事さえある事です。もし、魚介類について並の知識しか持たない一般の消費者が、買った、若しくは買いたいと思ったその魚介類について知りたい場合は否応なしにその表示名で図鑑と睨めっこするわけです。しかし、それがもし地方名であったとしたら調べもつきませんし、もし「この魚なのかな?」という所まで辿り着いても確信にまでは至らない事は間違いありません。つまり、不安が残るわけです。今回の案では、分類学的に近ければ……という様な内容が明記されていますが(「チダイ」と「キダイ」の「ハナダイ」という表示について)、いくら系統が近いとはいえ、種が違えば当然その各々の種が持つDNAは違う事になりますし、つまりそのDNAによって生成される魚肉になるタンパク質のアミノ酸配列も変わってくるわけで、それ故、味も変わってきます。「ブリ」と「ヒラマサ」がその典型的な例ですが、この事からも、区別は正確を期した方が良い事になります。出世魚についても地方で呼び名が変わりますし、同じくこれを表示名とするのは避けた方が良い気がします。また、私の書いた上記の内容については消費者が魚類図鑑を持っているかいないか、という問題が出てくることになりますが、「安心」という二文字を求める消費者から出された問題が今回のJAS法改正となって反映されたわけであり、その安心を求める一般消費者は、標準和名という、最も種について区別がつく表示が与えられたのですから、知りたいのなら図鑑(この場合は、小学館の様なお子様向けの物ではなく、山と渓谷社の様に具体的に書かれているものがベストでしょう)を買うべきであり、消費者としてもっと魚介類について知るべきなのです。標準和名が表示された以上、これ以上に日本産の魚を区別出来る方法はないのですから。
■しかし、この地方名によって問題になってくるのは「関アジ・関サバ」や、「ゴンアジ」、「モギンアジ」の様なブランドです。しかし、これについては今回の案で出されている、『ブランド名はJAS法に基づく「名称」としては記載しないこととする。ただし、任意で「名称」にブランド名を併記することができる。(優良誤認させるようなものは不可)』という画期的な内容でクリアが可能と思われます。
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■次に触れたいのが外国産の魚についての表示方法です。これも今回の案でクリア出来るものと思いますが、いきなり訳のわからない名前で売られても、消費者が買うにはちょっと抵抗が生まれるに違いないでしょう。ここで、分類学的に日本産の魚種で近い魚を、東海大出版の日本産魚類検索図鑑や、週刊釣りサンデーの釣魚検索の様な表を作り(勿論、日本産魚類検索そのものの様に詳しく書きすぎる事はしなくても良いとは思いますが)、その表を売り場に示す事を提案します。種に眼点を置かず、科に着目すれば世界中に分布する魚の482科のうち、日本には334科が生息しており、そういった表は真面目な話、結構有効なのでは無いでしょうか。これで、消費者はその魚についてちょっと判った気になって、根拠の無い安心が生まれ購買意欲は上がると予想します。もともと、美味しくない魚を輸入するわけでもありませんから、要は、外国産の魚については大衆に馴染んでいけば良いだけの話だと思いますので……。
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■以上、私の意見について考慮願えたらと思います。
■最近、ウミタナゴやカゴカキダイなど、以前は一般大衆に供給されていなかった様な魚までもがデパートの鮮魚売り場などで見かける様になったのは、漁獲量の減少の所以であり、その漁獲量が減った所以はヒトが天に向かって唾を吐く行為そのものです。政治、金(カネ)、宗教など、漁獲量減少についての問題点は無数に存在しますが、先ずはヒトが自然科学について知らなければ漁獲量が減っている事がどんなに深刻な事なのか、知る由はないのです。JAS法の改正から取り組まれた事から始まった今回の案により、一般大衆が魚介類の標準和名をもっと知ることになるとしたら、自然科学についての興味が湧いて来るというものですし、だからこそ環境問題についても深刻に考えられる様になる筈です。JAS法が日本国民の自然科学に対する知識レベルを上昇させるキッカケとなり、環境問題対策にも繋がり得る可能性がある事も最後に述べて、終わりに致します。
■多々ある意見の中で、私の意見にお付き合いを頂き有り難う御座いました。



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