
Caprodon schlegelii (Günther , 1859)
硬骨魚綱/スズキ目/ハタ科/アカイサキ属
![]() ◆国内:南日本。 ◆国外:台湾、ハワイ諸島、オーストラリア、チリ。 ※現在、国内産は2種を含んでいる可能性がある。また、国外のものも同一種であるのかの再検討が必要であろう。 ![]() ◆ベラの仲間みたいに雌雄で体色が異なるが、実はハタの仲間。大きな口の形態から、言われてみればハタかもなぁ。なんて思えてこないだろうか。 ◆雌では尾鰭の下葉が白くなっているのと、鰓蓋にある赤い横帯。そして、体色は赤を基調に全体に黄色味が強いのが特徴。雄では背鰭の棘にある黒い斑と、目を横切る黄色い線。そして、赤・桃・紫・黄などの鮮やかな体色が特徴だ。本種は2型存在するらしく、いずれ2種に分けられる可能性が強いが、特に尾鰭の形態が異なるので、識別に困ることはないだろう。 ◆岩礁周りに住んでいて、船でのマアジ釣りやウスメバル釣りなんかの鉤に掛かる事が多いようだ。私も岩礁周りの水深がやや深い所で釣っている。最も、雌雄で釣れるとは思わなかったが……。 ◆味は旨かったが、釣った場所のせいか思いっ切り身が締まっていて、もう少し冷蔵庫に置いておいて身をほぐすべきだったと後悔しているので、もう一度食べないと何とも言えないかもしれない。あまり旨くないと書いている本もあるみたいだが、調理の仕方や魚の扱い方が悪かったり、釣れた時期や場所によって同種でも味が変わることはよくある。シマアジやキンメダイなどみたく余程旨いと騒がれるもの以外は上味いと書かれていたりしても一度は食べてみることをお勧めする。水産資源が減少している昨今、本種の市場価格が上昇する日、釣り人じゃなくても食卓に上るなんて日も遠くはないのではないだろうか。 2001/08/16 晴れ、中潮:伊豆諸島・八丈小島沖 尾数→2尾 大きさ→35~40cm級 |