Tridentiger trigonocephalus
硬骨魚類綱/スズキ目/ハゼ科/チチブ属
2003/03/19
神奈川県鎌倉市腰越港
TL(全長):約8p
2003/04/26
神奈川県平塚市相模川河口
TL(全長):6p,SEX:雌
2003/07/22
神奈川県小田原市早川港旧港
TL(全長):約6p
2004/02/27
神奈川県平塚市相模川河口
TL(全長):約6p
2004/03/29
神奈川県小田原市早川港旧港
TL(全長):12p
◆国内:北海道〜九州。
◆国外:朝鮮半島、中国、香港、台湾、カリフォルニア、シドニー、ビクトリア。
※アメリカ合衆国とオーストラリアに分布する個体は、船のバラスト水により帰化したものと考えられており、在来種に多大な影響を与えているという。
◆身近な港や河川の河口部にかなり多くの個体が潜んでいる地味系なハゼ科のお魚。
◆名前のアカオビ(赤帯)の由来は、近縁種であるシモフリシマハゼとの見分け方の一つのポイントでもあり、背鰭(鰭=ひれ)と胸鰭に赤い帯状の模様があることに因る。 そして、シモフリシマハゼのシモフリ(霜降り)の由来も、本種と区別できる一つのポイントになっており、本種と違って頭部の側面だけに留まらず、側面から下面にかけてまで白い斑点が存在することに因る。 本種とシモフリシマハゼは棲み分けをしているらしく、本種は生息域が主に海水域で、シモフリシマハゼの生息域は主に汽水域となっている。
◆周年、潮があまり流れていないような場所に棲んでおり、冬の低水温時には接餌行為を行わなくなるのか、釣りでは殆ど釣れなくなるのが寂しい所。 しかし、本種を積極的に釣ろうとする人がいないので、春〜秋には狙えば鬼のように釣れて来るのが特徴。 大口で貪食で、口に入る動物質のものなら何でも食べてしまうようなイメージがあるが、近縁のヌマチチブの飼育経験から、キンギョなどと大して変わらないのだろう。
◆食用可。近縁のヌマチチブやチチブは「ごり」と呼ばれ佃煮として有名である他、卵とじに天ぷら、吸物種としても有名だ。遺伝子レベルからそう遠くない本種も旨いに違いないだろう。