
Fistularia petimba Lacepède , 1805
硬骨魚綱/トゲウオ目/ヤガラ科/ヤガラ属
◆国外:東部太平洋を除く全世界の暖海。 ![]() ◆私とアカヤガラの初めての対面は神奈川県大磯町大磯港の船着場で悶絶状態で浮かんでいたという、何とも印象的な出遭いだった。しかも、私はその1週間前にも同じ場所で、同じく悶絶状態で浮かんでいたハチと印象的な出遭いをしたばかりだった。結局、ハチには最後の力を振り絞って逃げられたのだが、それもあって何としても釣り揚げて……もとい吊り揚げて(?)やろうとムキになり、アユのコロガシ釣りやギャング鉤の引っ掛け釣りよろしく、引っ掛けて釣り揚げることができた。今度はちゃんと口にフッキングさせたい。狙って釣れるような魚ではないのだが……。 ◆本来はやや深い所で泳いでいるのだが、必ずしもそうではなく、特に幼魚、また成魚でも稀にシロギス釣りの鉤に掛かる程の浅場にもやってきたりするという。実際、砂浜からのサーフトローリングで釣り揚げたという方や、地磯からのルアーで釣り揚げた方も存在する。数年に1度くらい身近で聞くので、割合いるのかもしれない。しかし、沿岸域では近縁種のアオヤガラの方が多いことは事実だ。 ◆味は最高らしく、高級魚として扱われるそうだ。捌き難そうな印象があり、最初はマアナゴやウナギと同じ感じに捌くのだろうかと思っていたが、どうやら3枚におろせるという。 ◆上にも書いた通り、近縁種にアオヤガラというのもいるが、本種は両目が深く凹むこと、後方の側線の部分に鋭い刺があることで区別できる。アオヤガラの味はアカヤガラより落ちるとよく言われるが、実際はどうなのだろうか。また、アオヤガラは興奮半斑が出るらしく、縞々模様になることもあるが、アカヤガラにそれはないので、それで一目で区別できることが多い。 尾数→1尾 大きさ→55cm位 |