
Mugil cephalus cephalus Linnaeus , 1758
硬骨魚綱/ボラ目/ボラ科/ボラ属
![]() ◆国内:北海道以南。 ◆国外:熱帯西アフリカ〜モロッコ沿岸を除く全世界の温帯・熱帯域。 ![]() ◆体が臭い魚、海面を跳ねる代表的な魚といった部門にノミネートされる魚の一種。 特に夏、内湾や河口で獲れたものは肉まで臭く、食べれたものではないが、外海、特に離れ島などで釣れた(獲れた)ものは臭みがなく美味だと言う。 ◆私は餡かけや、小型は塩焼きにして食べるのをお勧めする。ヅケなんかも臭いが気にならなくなり、食感を楽しめて良いだろう。旬は冬で、寒ボラと呼ばれ、今はないだろうが、昔は「タイの刺身」といつわって売られていたことがあるのは結構有名な話だ。 ◆また卵巣のカラスミも有名だ。100gン万円もするくらい高価なものもあるほどだ。珍味なので、美味しいかどうかは、実際に貴方の舌で確かめて欲しい。 ◆底の砂や小石、ヘドロごと吸い込んで、微生物だけを食べたり、港内なんかでもみかけるように、藻を食んだり、いわゆる雑食性。水環境が悪いと身が臭くなるので、ボラが臭くて食べれない場所の環境は見直されるべきだろう。 ◆釣りではイソメ類を全く食べてくれない時もあるのに、イソメ類を食べてきたり、小魚を食べないはずなのに、ルアーにアタックしてきたりするのが不思議に思えるのだが、オキアミを使った釣りをしていれば間違いない。冬に視力が低下するので、餌が見えないから食いついてこないなんて時もあるようで、ギャング針を使った引っ掛け釣りも存在する。 ◆ボラとクロダイが一緒に泳いでおり、ボラがクロダイよりもやや上の層、下にクロダイという位置づけでダイバーに目撃されることも結構あるようで、クロダイ釣りの目安になるような時もあるみたいだ。 ◆歴史の教科書にもあるように、スズキやマダイなどと共に縄文時代以前から釣獲されていて、釣られ歴も長く、ヒトの重要なタンパク源だった種だ。本種を釣ったら、臭くて食べれない地域ほどもっと環境を見つめ直すべきだし、先祖がいなかったら今の自分が存在しないことなどを今一度確認したい。 1996/01/14 晴れ、小潮:湘南・江の島新堤防 尾数→1尾 大きさ→39.5cm、0.5kg 1996/03/09 晴れ、中潮:湘南・片瀬境川河口東側護岸 尾数→1尾 大きさ→27cm 1996/08/31 晴れのち曇、中潮:湘南・江の島白灯堤防 尾数→2尾 大きさ→43cm頭 尾数→10尾 大きさ→30cm位頭 1999/06/06 晴れ、小潮:湘南・大磯港漁協前 尾数→1尾 大きさ→50cm 1999/08/21 晴れ、若潮:湘南・江の島オリンピック公園下 尾数→1尾 大きさ→30cm位 2000/10/12 晴れ、大潮:湘南・片瀬境川河口東側護岸 尾数→37尾 大きさ→25cm級頭 2001/10/21 曇、中潮:湘南・大磯港砂揚げ場 尾数→1尾 大きさ→15cm位 2002/10/04 晴れ、中潮:西湘・早川港旧港船着場 尾数→5尾 大きさ→20cm級中心 2002/10/11 晴れ、中潮:湘南・片瀬境川河口東側護岸 尾数→6尾 大きさ→20cm位迄 |