
Pterothrissus gissu Hilgendorf , 1877
硬骨魚綱/ソトイワシ目/ギス科/ギス属
![]() ◆国内:函館以南の太平洋岸、新潟県〜鳥取県、沖縄舟状海盆、九州ーパラオ海嶺。 ![]() ◆シロギスをより大きくした感じのこの魚。でも、シロギスと間違うことはあり得ないだろう。似て非なるものという言葉がピッタリだろうか。いや、ちょっと意味が違ってくるか……とにかく、雰囲気だけは似ている。名前もこのことが由来のような気がするが、定かではない。 ◆200m以深の深場を釣る釣りで、特に底層付近でよく掛かってくる。餌は大抵は魚の切り身、イカの切り身といったところだろう。 ◆ハリスの部分に白い変なのがくっ付いて来たら本種である可能性が高い。揚がってくると鱗(鱗=うろこ)がまるでイワシ仲間(正確にはニシンの仲間)のように簡単に剥がれちゃうのに気付くのだが、これは本種がイワシの仲間とは分類学的には近いからなのだろうか。本種と他種の見分け方は、背鰭(鰭=ひれ)がかなり長く続き、口が小さく、下向きに付いていることなど。あまり似た魚もいないので、一度写真を見ていればまず見間違うことはないだろう。早く見慣れて、名前が言えるようになって欲しい。 ◆釣り人には嫌われ者屋さんで大方海に捨てられちゃうみたいである。しかし、良質の練製品の原料として重宝されたりするので、獲れたての新鮮な本種は食べ方次第では重宝すべき魚に変身する可能性もある。と私は信じているのだがどうなのだろうか。試す価値がありそうだ。深場の釣りは一回仕掛けを揚げると、次の投入がなかなかできない分、こういった魚もちゃんとした食べ方、調理方法を知れば悪い顔はできなくなるし、気分を害すこともなくなる。 2002/05/06 曇時々晴れ、小潮:西湘・早川沖 尾数→1尾 大きさ→52cm |