ホタテウミヘビ
Pisodonophis zophistius Jordan and Snyder , 1901
硬骨魚綱/ウナギ目/ウミヘビ科/ホタテウミヘビ属

2001年06月30日(土)雨のち晴れ、長潮
神奈川県平塚

60p位。

◆国内:東京湾〜鹿児島県、瀬戸内海、兵庫県浜坂沖、五島列島。



◆釣りで釣れてくる海蛇の代表種で、ダイナンウミヘビに次いでよく見かける。
◆「ウミヘビ」と呼ばれるものは、爬虫類と魚類の大きく2つに分けることができ、釣りでよく釣れる本種とダイナンウミヘビは立派な魚類だ。 意外かもしれないが、ウナギやアナゴの仲間に位置付けられるやつらと言えば頷いて頂けるだろうか。 爬虫類のウミヘビ類には鱗(鱗=うろこ)が存在するのに対し、魚類のウミヘビに鱗が無いのはこの為だ。更に余談だが、ウナギ目魚類でヌルヌルな体表粘液をもつ種。これは鱗が進化したものと考えられている。
◆本種を含む魚類のウミヘビ類は夜行性なので、夜釣りでお目にかかれることが多いのだが、 イソメ類に魚の切り身、更にはルアーにまでかかることもあるようだ。 引き味の点では今一歩で、重いだけだが、砂に潜っている個体をズボッと引き抜く感覚は、他の魚では味わえない醍醐味だと私は思う。一度経験したら、案外はまる人もいるかもしれない。
◆本種の見分け方は……アナゴの仲間っぽい頭だけど、喉がポコッとしていて、頭の目や口の周りの側線孔と呼ばれるポチポチが黒く縁どられていたら、ほぼ本種に間違いない。
◆二度程、本種の仲間であるダイナンウミヘビの干物を見ているので、念のため。他のウナギ目魚類である、ウツボの仲間やアナゴの仲間、ウナギの仲間と同様にトグロを巻いて(仕掛けにグチャグチャ巻き付いて)揚がってくることが多いが、堤防に放置なんかせず、ちゃんとほどいて海に返してあげたい。人を殺して、生命の尊さ云々という判決理由に加え、懲役〜年とか、下手したら死刑とか宣告される現在の日本国に於いて、人に限らず魚を含めたあらゆる生物種の生命の尊さというのも理解していかなければならないのではないだろうか。不本意ながら死なせてしまった個体は、小骨が多いのでハモのようにして調理すると、結構旨いというのが魚類のウミヘビ類の特徴なので、お試しあれ。

じゃらん♪



1999/08/08〜09 晴れ、大〜中潮:湘南・江の島オリンピック公園下
        尾数→2尾      大きさ→50cm級
        番号→KPM-NI
  2001/06/30 雨のち晴れ、長潮:湘南・平塚新港東堤
        尾数→1尾      大きさ→60cm位

  2003/08/23 曇、中潮:湘南・相模川河口西側護岸
        尾数→3尾      大きさ→40cm級