
Oplegnathus punctatus (Temminck and Schlegel,1844)
硬骨魚綱/スズキ目/イシダイ科/イシダイ属
![]() ◆国内:本州中部以南。 ◆国外:南シナ海、グアム、ハワイ諸島(無効分散)。 ![]() ◆体に石垣模様があり、成長に伴ってそれが細かくなる。老魚になると口が白くなり、釣り人からは「口白(くちじろ)」と呼ばれるようになり、石物師の憧れの的となる。これらが見分け方で大抵、一度覚えれば一見して本種とわかる。それ程似た仲間が少ないということになるだろう。 ◆潮の速い離れ島では幼魚に限ってだが、イシダイの幼魚よりも本種の幼魚の方が多いというのを聞いた記憶がある。どうしてなのかはわからないが、確かに色々な情報から見ても本種の方が多い。つまり、本種の方がより南方系と言えると言って差し支えなさそうだ。 ◆釣り魚としては、イシダイよりもおちょぼ口なのか、本種の小型は餌盗りとして有名。大型の「口白」はイシダイの大型個体である「口黒」よりも人気で、食味、引き味共にイシダイより勝るとう人が多いそうだ。だから、イシダイよりもイシガキダイの方が喜びも勝るという石物師もいるほど。 ◆私は本格的な石物釣りはやったことがないが、初めての本種は岩いそめ餌のブッ込み釣りで釣った。高知大学にいる学生が本種について、口の尖る個体とそうでない個体がいることについての分類学的な研究をしている人がいたので高知大学に標本として寄贈したが、どういう結果が出るのであろうか。楽しみだ。 ◆それにしても、関東のデパ地下の魚売り場や魚屋でイシダイは売られていても、本種が売られている所は見たことがないなぁ……。これは何でなのだろうか。気になる。 尾数→1尾 大きさ→17cm位 番号→BSKU ????? 2004/05/02 曇、大潮:伊豆諸島・八丈島沖 尾数→1尾 大きさ→40cm |