イトフエフキ
Lethrinus genivittatus Valenciennes,1830
硬骨魚綱/スズキ目/フエフキダイ科/フエフキダイ属

2003年09月28日(日)晴れ、中潮
静岡県土肥

8p位。

◆国内:山陰・神奈川県以南。
◆国外:西太平洋、東インド洋。



◆ハマフエフキ同様に、フエフキダイ科の魚の中ではかなり北にまで生息域を持つが、ハマフエフキほど大きくならず、最大でも30cm位までの小型種。食べては美味しいので釣り人は釣れたらほぼ持ち帰るだろうが、あまり大きくならない本種を専門に狙うという人は殆どおらず、嬉しい外道といった感じなのではないだろうか。
◆釣りでは脈釣りやフカセ釣り、ウキ釣りなどでも釣れてくるが、一番確率が高いのは投げ釣りだと私は思う。藻場、岩礁域、砂地と広範囲に生息域を持つが、釣り雑誌などを見ると投げ釣りで仕留められているケースが多い。
◆ところで、本種は小型種であるため、他のフエフキダイ科の種と間違われていることがしばしばあるようだ。特に稚魚、幼魚時代はハマフエフキによく似るというので注意したい。本種の特徴は何と言っても、標準和名の「イト」の由来であろう、背鰭(鰭=ひれ)の第二棘が糸状に長く伸びていることだ。しかし、これだけだと常に食う食われるの厳しい生存競争の中にいたイトフエフキの中には、傷を負い、この第二棘が切れたりしていることもままあるという。そこで、鰓(鰓=えら)の後方にある大きな黒斑があることと、体側にうっすら黄色い縦線が走っていて、黒い横に走る線が網目状になっていたり、まだら模様を形成しているという特徴も挙げておこう。これで間違いなく他種と区別できるはずだ。


じゃらん♪



  2003/09/28 晴れ、中潮:西伊豆・土肥港
       尾数→1尾      大きさ→8cm位