
Scorpaena neglecta Temminck and Schlegel,1843
硬骨魚綱/カサゴ目/フサカサゴ科/フサカサゴ属
![]() ◆国内:本州中部以南。 ◆国外:東シナ海。 ![]() ◆標準和名オニカサゴ、そして標準和名オニオコゼという魚は別にいるのだが、相模湾、駿河湾などで釣り人が呼ぶ「おにかさご」、そして伊勢湾、関西方面で「おにおこぜ」と呼ばれる魚はこの種を指すことが多い。釣り船で「オニカサゴ船」として出ているのは、標準和名で言うならイズカサゴ船になると言うことになる。紛らわしいので注意したい。 ◆他種との見分け方だが、フサカサゴとよく似ているのでニセフサカサゴが標準和名であった時期もあるくらい。相違点、特徴としてはイズカサゴは胸鰭(鰭=ひれ)が長く、肛門を越えることと、胸鰭の軟条が19〜20条あり、フサカサゴの15〜17軟条と区別出来る。また、刺毒魚として船宿などでは扱われているが、研究されておらず、本当に刺毒魚なのか、また刺毒魚ならば毒はどんな物質でどの程度のものなのか。といった問題は棚上げ状態にある。しかし、刺されて病院に行ったという釣り人もいるようなので、刺毒魚ではあるのだろう。扱いには注意が必要だ。 ◆また、通常は水深100〜150m位の砂泥底に棲んでいて、アカアマダイ釣りの外道で来ることがあるのもこれで合点がいくだろう。専門の釣り船が出ている他にも、駿河湾や相模湾で「かんこ」と呼ばれているウッカリカサゴを狙った船釣りの外道としてもよく掛かるようだ。 ◆味は勿論、カサゴの仲間とくれば悪いワケはなく何にしても戴ける。船釣りでないとまず釣れない魚ではあるが、今や幻の魚と謳われているアラを始め、ウッカリカサゴ、アカアマダイなどといった、いわゆる高級魚と共に釣れることが多い(そんな本種も高級魚だが)ので、船に乗ってまで釣る価値は充分にあるだろう。 1998/01/02 晴れ時々曇、中潮:湘南・江の島沖 尾数→1尾 大きさ→35cm級 尾数→1尾 大きさ→18cm位 |