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2003/03/27
相模湾初島沖
TL(全長):28p |

◆国内:釧路沖以南。
◆国外:〜インド・太平洋域。大西洋、地中海。

◆日本国民なら誰もが知ってると言ってもいいほどポピュラーな魚、キンメダイ。
◆小型個体ほど水深の浅い場所に棲んでいて、大型個体ほど水深の深い場所に棲んでいるらしいのだが、
浅くても水深100m以上はないと姿を見ることが出来ない。スキューバダイビングでも見るのは厳しいだろう。また、夜間は垂直移動して、それよりも更に浅い場所にまで泳ぎ出てくるそうだ。夜行性と言われる所以だろう。
◆水族館にも泳いでいたりするが、そんなことが可能なのは、本種が気圧変動にかなり強いからだ。それこそ、普通の魚なら100m以上ある水深のところから一気に水面まで釣り揚げたり、網で揚げたりすると、目玉が飛び出たり、鰾(鰾=うきぶくろ)が膨らんでしまって、お腹を向けてしまったりするものなのだが、本種はいたって平常なままで、釣り鍼が水面で外れたりしようものなら、再びもとの深い水深に向かって泳いでいってしまうほど。もの凄いやつだったりする。だから、ピンピンした状態のまま水族館に運び易いんだろう。もちろん、水族館の水槽内では気圧は深海と同じGを加えていると思われるので、気圧の変動に強いからと言って、そのまま飼えるというわけではないのでご注意を。
◆近縁で近似種のフウセンキンメという種がいたりするのだが、漁師さんも区別していないほど似ていて、見分けも難しい。2つある鼻腔のうち、後ろの方が本種では溝状で、フウセンキンメでは楕円状。そして、フウセンキンメの方が幾分、体高があったりする。漁師さんが区別しないということは、味は変わらないんだろう。また、明らかに体型が本種よりも丸っこい感じがしたナンヨウキンメという種もいるのだが、これは本種よりも味が劣るらしく、漁師さんにも区別して扱われているという話だ。
◆釣りでは「さば」の切り身や「いか」の短冊を餌に使うことが多いみたいだが、常食としているのは小型甲殻類みたいだ。アミエビみたいな小さなエビがたくさん詰まっていてビックリさせられたことがあるからねぇ。
◆食用はもちろん可。どうやって食べても旨い魚で、私の大好きな魚の一つだ。
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