
Acanthopagrus schlegeli (Bleeker , 1854)
硬骨魚綱/スズキ目/タイ科/クロダイ属
![]() ◆国内:北海道以南、琉球列島を除く日本各地。 ◆国外:朝鮮半島南部、中国北中部、台湾。 ![]() ◆釣りをする人ならば誰もが知っているであろう、別名「ちぬ」。「ちぬ」という呼び名はもともと関西のものなのだが、今では雑誌などのメディアを媒体とし、全国で通じる呼び名となっている。 ◆割と人間に身近な所に居るし、しかも"魚の王様"であるマダイの親戚だから人気も当然。この種、同じくマダイの親戚のヘダイと混同されて扱われているようなケースがあるので見分け方を紹介しておきたい。ヘダイは吻がまるいので、ちょっと寸詰まりな印象を受け、側線に沿う感じのボラのような幾つもの縦線が見受けられる。写真を見比べればすぐに判断が付くと思うのだが、あいにくまだ私はヘダイを釣ったことがない……。味はヘダイの方が美味とされていることが多い。ヘダイは地域によっては沿岸からの釣りで結構釣れるのだが、あまり釣れず、船に乗って沖まで出ないと顔を見れない地域もある。 ◆本種はスイカやメロン、ミカンまで食べちゃう悪食家であるのも有名であるし、10〜30cm位までは殆どが雄で、それより大きい個体は殆どが雌になるという、性転換をすることも有名だ。それでも、産卵形態など、未だに謎であることも多い。 ◆釣るのには、『難易度が高そう』という人が結構いるようだが、意外とそういうワケでもないのか(?)、簡単に釣れる時もあり、また大型なのにサビキ仕掛けに食ってくることや、ビギナーの人が釣っちゃったなんて話もよくある。しかし、長年やっていても顔を拝めない人というのもちょくちょく居るようだが、型(サイズ)にこだわらなければそこまで難しいとも私は思わない。夏〜秋に釣り易く、小型のものならそれこそウミタナゴ狙いのタックルなんかでもよく、地道に少量ずつのコマセを絶え間なく与え続けていれば昼でも群れが寄ってきてバカスカ釣れたりなんかもすることがある。それでも駄目な人は最終手段。数は少ないが、クロダイ狙いの釣り船というのが出ている地域もあるのでお勧めしておこう。 尾数→2尾 大きさ→10cm位、20cm,128g 1997/10/08 晴れ、小潮:湘南・片瀬境川河口東側護岸 尾数→2尾 大きさ→15cm前後 1997/10/26 晴れ、中潮:湘南・腰越港赤灯堤防 尾数→7尾 大きさ→12〜17cm 1999/07/27 晴れ一時雨、大潮:湘南・腰越港赤灯堤防 尾数→1尾 大きさ→10cm程 1999/10/10 晴れ時々曇、大潮:湘南・江の島オリンピック公園下 尾数→1尾 大きさ→20cm位 2002/02/04 晴れ、小潮:湘南・大磯港西堤 尾数→1尾 大きさ→27cm 2003/10/04 晴れ、中潮:湘南・片瀬境川河口東側護岸 尾数→2尾 大きさ→17cm前後 |