
Apogon notatus
硬骨魚類綱/スズキ目/テンジクダイ科/テンジクダイ属
![]() ◆国内:本州中部以南。 ◆国外:台湾、フィリピン。 ![]() ◆熱帯魚っぽい魚で、ネンブツダイやチョウチョウウオの仲間などと共に「海の金魚」などと呼ばれたりもする。しかし、この言葉は褒め言葉であるとは言い難く、15cmになるかならないかほどの小魚の上に、釣りをするとやたらと釣れてくることから餌取りとして嫌われてついた呼称だ。クロホシイシモチ。見分けてちゃんと呼んであげたい。それに、ちゃんと調理すれば美味しいのだ。間違っても「海の金魚」ではない。 ◆居る所にはわんさか居て、ちょっとした堤防に行くと泳いでいる姿が容易に確認できる。水族館でもよく似たネンブツダイなどと共に泳いでいる姿が見られたりもできるが、魚の解説のある水族館でちゃんと両種を見分けられているヒトはいるのだろうか。頭部に黒い点が左右に2個あるのが特徴で、これが黒点ではなく、黒い縦線だったら、近縁種のネンブツダイになる。この2種は簡単に見分けられるのに、殆ど分けられていないのは悲しい。 ◆実はこの魚もネンブツダイと同じ産卵形態を取ることで有名。スキューバダイバーにも産卵期の季節だけは人気がある仲間だ。特に卵ではなく稚魚を抱える個体に人気があるのではないだろうか。実際に生でなくTVなどを通して見ても、沢山の稚魚が父親の口腔内に非難する姿は圧巻である。 ◆食用可。鱗(鱗=うろこ)が大きいため、小型でも調理はし易い。 |