
Apogon notatus
硬骨魚類綱/スズキ目/テンジクダイ科/テンジクダイ属
![]() ◆国内:本州中部以南。 ◆国外:台湾、フィリピン。 ![]() ◆釣れ出したら止めど無く釣れるのが本種。よく似たネンブツダイなどと共に泳いでいて、鬼のように釣れまくることがある。そんな時は堤防や磯から覗くと本種の群れが確認できるほどで、特に夜、そのような光景を目の当たりにすることができる。 ◆本種を始めとするテンジクダイ科魚類は、釣り人にはネンブツダイと分けられることなく、テンジクダイ科の総称が「ねんぶつだい」や「あかじゃこ」になってしまっている感が否めない。貴方が真摯な釣り人であるならば、きちんと見分けてあげたい。本種は頭部に黒い点が左右に2個あるのが特徴で、これが黒点ではなく、黒い縦線だったら、近縁種のネンブツダイになる。こんな簡単に見分けられるんだから、真摯な釣り人でなくても見分けて欲しいものだ。釣りをする以上はね。 ◆実はこの魚もネンブツダイと同じ産卵形態を取ることで有名だ。産卵期の雄は絶食して卵を口腔内で守るというのだから、その時期に雄を釣るのは難しくなるだろう。産卵期は場所によっても違いがあるみたいだが、春や秋に行われているようだ。 ◆釣り場では堤防上や磯場に捨ててしまう人もいるが、生命を冒涜するような行為は謹んで欲しい。それに本種は美味しいことを知って欲しい。鱗(鱗=うろこ)が大きいために、小型でも調理がし易く、身も10cmあればそこそこ取れる。一度も食べずして、「あかじゃこ」や「ねんぶつだい」は語れないだろう。 2003/09/11 晴れ、小潮:東伊豆・伊東港新井堤防 尾数→20尾程 大きさ→12cm前後 2003/09/27 晴れ、大潮:西伊豆・土肥港 尾数→5尾位 大きさ→12cm前後 2003/09/28 晴れ、中潮:西伊豆・土肥港 尾数→5尾程 大きさ→12cm前後 2004/08/30 曇のち雨:東伊豆・伊東港 尾数→10尾位 大きさ→10cm前後 |