ミシマオコゼ
Uranoscopus japonicus
硬骨魚類綱/スズキ目/ミシマオコゼ科/ミシマオコゼ属

2002年02月04日(月)
神奈川県大磯

30p位。

◆国内:琉球列島を除く日本各地、東シナ海。
◆国外:〜南シナ海。



◆大磯の漁師さんが何故か写真の個体を1尾だけポンと置いてきぼりにしており、更に生きていたので、可愛いし、写真に撮ってみた。
◆だからと言って釣魚図鑑に相応しくないわけではない。この魚もちゃんと釣りで釣れるのでご安心を。特に砂底での船釣りや、少し水深のある所では投げ釣りでお目見えすることもあるだろう。最も、浅い所では近縁のキビレミシマという、名前通りに鰭(鰭=ひれ)が黄色いミシマオコゼの仲間が棲んでいるので、陸からはキビレミシマの方が釣れることが多いようだ。と言っても、両種ともに釣りで獲れることは稀なようだ。絶対数が少ないのだろうか。
◆本種は水深30m中心の(キビレミシマより深い)砂底に居て、砂の中に潜って目だけを出し、特に夜間に魚類を中心に下顎から出ているゴカイ類に似たような突起に近づいてきたものを何でも丸のみにするらしい。アンコウの仲間に似た捕食法だ。しかし、その下顎から出ている突起物に似た、ゴカイ類でも釣れることがあるという。それが投げ釣りで釣れた例になるのだろう。
◆味はあまり良くないのか、かまぼこのような練り製品にされることが多いらしい。しかし、図鑑などでは近縁のサツオミシマも同様な評価なのにも関わらず、鍋物にしたらめちゃんこ旨かったという人がいるので、本種がそこまで不味いのかということにはちょっと疑問符が付けられる。