ネンブツダイ

Apogon semilineatus
硬骨魚類綱/スズキ目/テンジクダイ科/テンジクダイ属

2003/04/19
神奈川県小田原市早川(小田原)港

TL(全長):約13p
2003/05/23
神奈川県小田原市早川(小田原)港

TL(全長):約10p
2003/05/23
神奈川県小田原市早川(小田原)港

TL(全長):約12p
2003/07/22
神奈川県小田原市早川(小田原)港

TL(全長):約10p

◆国内:本州中部以南。
◆国外:台湾、フィリピン。



◆熱帯魚っぽい魚で、見た目が綺麗と感じるヒトが多いのではないだろうか。15cmになるかならないかほどの小魚で、釣りをするとやたらと釣れてくることもある。しかしこの小魚、美味しいんだな。侮ってはいけない。
◆頭部に黒い縦線が左右に2本走っているのが特徴で、これが縦線ではなく、黒い点だったら、近縁種のクロホシイシモチになる。この2種は結構、分けられているヒトが少ないのが悲しいところだ。
◆実はこの魚、ちょっと産卵形態が凄い。雌が卵を産み落とすときに、番(つがい)になっていた雄が、その卵の房を口に含む。もちろん飲み込んだりはしない。卵から稚魚が孵化(ふか)するまでの約1週間、雄は絶食して、ひたすら卵が天敵に食べられてしまわないように保護するのだ。
◆卵が孵化してからも面白い。とりあえずは稚魚は親の周りに大群で泳いでいるが、ある程度の大きさになるまで、親から離れることはない。稚魚を食べてしまおうとする天敵が近づくと、すぐさま父親の口の中にいっせいに逃げ、身を隠す。是非、私も画面とかではなく、この眼で見てみたいものだと思っている。
◆食用可。鱗(鱗=うろこ)が大きいため、小型でも調理はし易い。