
Apogon semilineatus
硬骨魚類綱/スズキ目/テンジクダイ科/テンジクダイ属
![]() ◆国内:本州中部以南。 ◆国外:台湾、フィリピン。 ![]() ◆陸からでも沖からでも姿を見せ、色々な釣りの外道として釣れてくるのが本種。群れていることが多く、特に水深が深くなるにつれ、群れも大きくなっていく気がする。逆に、水深が浅い場所では群れていることよりも単発で来ることが多い気がする。 ◆困ったことに、釣り揚げるとすぐ弱ってしまい、リリースしてもなかなかすぐ復帰してくれないことが多い。最も、アオリイカの好餌として使う人はそれも都合がいいのかもしれないが、可愛そうに思えるので、個人的にはあまり掛かって欲しくない魚の一種だ。しかし、個人的な話になるが、本種を1尾釣り揚げるまでは水中写真の個体の体色の色の鮮やかさに心を打たれ、何とか釣れないか釣れないかと思っていた種でもあった。 ◆実際、昔の私のように本種を釣りたいという人のためにアドバイスを書くと、本来は夜行性なので、マズメ時や曇ってる日の方に分がある。一応、何でも食ってくれるのでどんな釣りでもお目にかかれるとは思うが、釣り場次第といったところだろうか。どの時期にドコで釣れたのかという情報さえ掴めればバッチリ。あとはそこに同じ時期に通えば、本種を狙わない釣りでもお目にかかれるはずだ。 ◆本当は身も美味しく、捌き易い魚なのだが、食べられる部位も少ないからか、釣り人の食卓に上ることもほとんどないようで、これからの種の存続も安泰している種の一種だと思われる。綺麗なので飼育したい気持ちが芽生えることもあるだろうが、前記したように弱り易いので飼育は難しいかもしれない。 ◆また、オオスジイシモチと同様に、産卵期の行動はテンジクダイ亜科の数種に見られる独自の方法で、雌が産み落とした卵を雄が精子をかけ、雌雄、特に雄が口の中に含んで守り、孵化するまで餌も取らずに1週間程耐える。孵化後も雌雄でテリトリーを作り、危険を感じた時は素早く仔魚を口に含む。でも、親ごと食われたりするケースも無きにしも非ずといったところなのだろう。弱肉強食の世界は厳しい。 1996/07/13 晴れ、中潮:湘南・江の島沖 尾数→10尾位 大きさ→10cm前後 1996/08/03 曇、中潮:湘南・江の島沖 尾数→約10尾 大きさ→10cm前後 尾数→1尾 大きさ→10cm位 1998/06/07 曇、中潮:湘南・江の島表磯水道口 尾数→5尾 大きさ→10cm位 1998/08/01 晴れ、長潮:湘南・江の島表磯水道口、長磯 尾数→沢山 大きさ→10cm前後 1998/08/12 晴れ、中潮:湘南・腰越港赤灯堤防 尾数→1尾 大きさ→10cm位 1998/10/05 晴れ、大潮:湘南・腰越港赤灯堤防 尾数→3尾 大きさ→10cm前後 1998/11/16 晴れ、中潮:湘南・腰越港赤灯堤防 尾数→2尾 大きさ→10cm位 1999/07/27 晴れ一時雨、大潮:湘南・腰越港赤灯堤防 尾数→1尾 大きさ→10cm位 1999/10/31 晴れ、小潮:湘南・江の島表磯水道口 尾数→4尾 大きさ→10cm位頭 2001/07/21 晴れのち曇、大潮:湘南・江の島オリンピック公園下 尾数→1尾 大きさ→12cm位 2002/10/04 晴れ、中潮:西湘・早川港旧港 尾数→1尾 大きさ→7cm位 2003/04/19 晴れ、中潮:西湘・早川港旧港 尾数→1尾 大きさ→13cm 2003/05/23 曇、小潮:西湘・早川港旧港船着場 尾数→2尾 大きさ→10cm前後 2003/07/22 雨のち曇、小潮:西湘・早川港旧港船着場 尾数→1尾 大きさ→10cm前後 2004/07/22 晴れ、大潮:南房・館山港 尾数→2尾 大きさ→10cm位 2004/08/30 晴れ:東伊豆・伊東港 尾数→数尾 大きさ→10cm位 2004/09/01 晴れ:南伊豆・下田港 尾数→数尾 大きさ→10cm位 |