ニシキベラ
Thalassoma cupido
硬骨魚類綱/スズキ目/ベラ科/ニシキベラ属

1998年10月25日(日)晴れ、中潮
神奈川県江の島

12p位。
2001年08月15日(水)晴れ一時雨、若潮
東京都八丈島

15p位。
2001年08月15日(水)晴れ一時雨、若潮
東京都八丈島

20p位。

◆国内:本州中部以南以南、小笠原、琉球列島では稀。
◆国外:朝鮮半島、台湾。



◆磯釣りや堤防釣りでちょくちょく姿を見かけるベラ科魚類の一種。小型が多く、20cmを超えるものは南の地方なんかじゃないと見受けられない感じだ。
◆絵の具でも塗った感じの体色の色使いは独特で、他種と見間違うこともそうそう無いだろう。というか、似たような種はいるのだが、この色使いをしたベラの仲間は本種になる。ベラの仲間である割には体色の雌雄差はあまりない。この体色で尾鰭(鰭=ひれ)が湾曲していたら本種で間違いないと言えるだろう。
◆結構あっさり簡単に釣れる魚で、特に姿が見える時なんかは、本当に思い通りに釣れてくれる魚である。見釣りなんかだと面白い。甲殻類から環形動物のイソメまでばっちり食ってくれるので、ウキ釣り、投げ釣り、脈釣り、フカセ釣り、サビキ釣り……何でも釣れる。むしろ、外道として釣り人からは嫌われていることの方が多いのだろうが、魚に好き嫌いを押し付けては駄目。生命は生命。大切に。魚という生命体を、ただのタンパク質と水の塊に簡単に出来る人だからこそ、「餌取りめ。」とか、本命の釣れない怒りなどの一時の情に流されずに生きていかなければならないだろう。自分が死ぬのは嫌なくせに、他生命体を食べるでもなく、敵として殺すわけでもない。馬がよすぎる。
◆その釣り人からの人気の低さに加え、味の方もあまり好まれないみたいだ。人にとっては都合の良くない魚でも一生懸命生きてるし、狩猟採集が生きる糧であった昔の日本人は気軽に身近な磯で獲れる本種はタンパク源として重要魚種として珍重されていたはず。今では釣り人しか出遭えないような魚だし、こんな外道こそもっと見つめてあげたい。


じゃらん♪



1997/09/23 晴れ、小潮:湘南・江の島表磯水道口
        尾数→4尾      大きさ→12〜15cm位

  1997/10/19 晴れ、中潮:湘南・江の島表磯水道口
        尾数→1尾      大きさ→13cm位

  1998/10/25 晴れ、中潮:湘南・江の島表磯水道口
        尾数→2尾      大きさ→12cm前後

  2001/08/15 晴れ一時雨、若潮:伊豆諸島・八丈島藍ヶ江港四角テーブル
        尾数→3尾      大きさ→20cm級迄