オハグロベラ
Pteragogus aurigarius
硬骨魚類綱/スズキ目/ベラ科/オハグロベラ属

1999年03月30日(火)曇、中潮
神奈川県油壷

15p位。
2004年07月22日(木)晴れ、大潮
千葉県館山

10p位。
2004年08月30日
静岡県伊東

12p位。

◆国内:琉球列島をのぞく千葉県・新潟県以南。
◆国外:台湾、南シナ海。



◆何ともグロテスクで、毒を持ってると言われても誰もが不思議に思わない魚なのではないだろうか。人から見ると、この色合いは悪すぎる……。しかし実際、毒を持っていることはなく、食べることもでき、中には美味しいと言う人もいる。何事も見かけではないという良い例ではないだろうか。
◆成魚には頬と鰓蓋(鰓蓋=えらぶた)に迷路を連想させる模様があり、雄は橙や黄色と黒や紫がっかた色であり、雌は赤みが強い。胸鰭(鰭=ひれ)の下や、腹部に黒っぽい斑紋があるのも特徴の一つ。似た様な仲間が私の知る限り2種(P. cryptusP. enneacantus)、 いるにはいるのだが、この2種は未だ水中の生態写真でしか確認されておらず、釣った場合は日本の未記載種になるので、釣った人が標準和名を提唱できることになる。というか、この2種は小笠原でしか目撃されていないので、まず本州で釣れたら本種だろう。
◆ベラ科魚類は夜は活動しないのだが本種も例外でなく、釣りたい場合は必然的に日中の釣りとなる。どちらかというと、本種はガチガチの岩礁の方が釣れ易い気がする。また、海藻が豊富に生えている所が特に良いポイントと言えるだろう。狙って釣りたい方は覚えておくと良いだろう。だが、餌はオキアミ、青イソメで十分だから、狙って釣らなくとも、他の魚を狙っている時に外道として釣れてくる魚だ。
◆関西ではキュウセンを主とするベラ科魚類を狙う釣り船が存在するらしいので、本種も混じって釣れるかもしれない。煮付けや塩焼きなどが定番の食べ方だろうが、同じような場所で釣れてきた魚たちと共に味噌汁や鍋にするのも一興だ。


じゃらん♪



  1996/08/03 曇、中潮:湘南・茅ヶ崎えぼし岩沖
        尾数→1尾      大きさ→25cm位

  1997/05/05 小雨、大潮:伊豆諸島・神津島神津港漁協前
        尾数→1尾      大きさ→15cm位

1999/03/30 曇、中潮:三浦半島・油壷荒井浜海岸潮溜まり
        尾数→1尾      大きさ→15cm位

  2004/07/22 晴れ、大潮:南房・館山港
        尾数→2尾      大きさ→15cm位迄

  2004/07/26 晴れ時々雨:真鶴半島・福浦港船着場
        尾数→15尾位     大きさ→15cm位迄

  2004/08/30 曇のち雨:東伊豆・伊東港
        尾数→1尾      大きさ→12cm位