オオメハタ

Malakichthys griseus
硬骨魚類綱/スズキ目/ホタルジャコ科/オオメハタ属

2003/03/04
相模湾初島沖

TL(全長):23.5p
2003/04/14
相模湾初島沖

TL(全長):21p
2003/04/14
相模湾初島沖

TL(全長):22p

◆国内:新潟・東京湾〜鹿児島。



◆やや水深の深い岩礁域に棲むので、スキューバダイビングで見たりするのは難しいだろう。
◆一般に「しろむつ」と呼ばれることが多いが、庶民への浸透度は薄いだろう。 しかし、今後の人口爆発に伴う食糧不足問題が表面化した時に、一気に庶民への浸透度が高まる可能性が高い種だと私は思っている。
◆釣りをするヒトと、漁師さんはこの魚をよく目にするのだろうが、実は似た種が他に2種いる。先ほど書いた「しろむつ」は本種を含めた3種の総称だったりする。先ず、3種に共通するのが下顎先端(顎=あご)に棘があること。ここからだ。ワキヤハタは臀鰭基底(臀≒尻,鰭=ひれ)が臀鰭の最長の軟条よりも長いことで他の2種と区別できる。そして、体高が体長(体長≠全長)の1/3以上あればオオメハタ、1/3以下ならばナガオオメハタとなる。
◆魚を知るということは、魚の名前を知ることから始まる。また、魚を知ることは海のこと、強いては地球環境を考えることに繋がる。確実な見分け方法が論文となっている魚くらい、ちゃんと名前を呼んであげよう。「しろむつ」と一括りにして呼んでは、オオメハタが、ワキヤハタが、ナガオオメハタが可愛そうだ。
◆姿を見たいならば、釣りか漁をするしかないが、死んだのでも良ければ、朝市なんかに行ってみれば見れるかもしれない。
◆食用可。大きくても30cmくらいまでだが、若干身が柔らかいものの、美味しく、色々な料理法で楽しめるはずだ。