
Sardinella zunasi
硬骨魚類綱/ニシン目/ニシン科/サッパ属
![]() ◆国内:北海道以南。 ◆国外:黄海、台湾。 ![]() ◆サビキ釣りでよく釣れる魚の一種。そんな魚達の中でも、釣り人の評価は一部の地域を除いてやや低め。というのも本種一種で釣れるというよりも、むしろ他の魚と一緒に釣れることが多いからで、アジ科魚類やカタクチイワシ、ウルメイワシ、コノシロなどの他のニシン科魚類と比べられてしまう傾向にあるからだろう。小骨が多く、食べ難い感じがするのが一つの原因なのだろうか。しかし、瀬戸内海では本種を「ままかり」と呼んで珍重し、「ママカリサビキ」なるものが存在するほどだ。それに比べ関東では、同じく小骨が多くて食べ難い印象のあるコノシロの幼魚を「こはだ」と呼び珍重する。西の「ままかり」、東の「こはだ」と私は勝手に思っている。 ◆一見しただけで、ナイフみたいな体型から容易に本種だと大抵は気付けるのだが、コノシロがよく似ていて混同されていることもしばしばあるようだ。本種はコノシロ程は大きくならず、20cm前後といったところがせいぜいで、30cmには達することはまずない。そしてコノシロの特徴である、伸長した背鰭(鰭=ひれ)を持たないことと、鰓蓋(鰓蓋=えらぶた)の辺りに黒斑がないことで区別可能だ。 ◆釣り方は先にも書いた通り、サビキ釣りが一般的。小鉤でのウキ釣りなんかにもかかってきて、オキアミ、アミエビじゃなくイソメ餌なんかでも十分だ。釣れている情報さえ掴めば、わけない対象魚になりるだろう。 ◆味もちゃんと調理すれば、瀬戸内の地方の方々が珍重されている通り、隣の家(船)の飯(まんま)を借りなければならないほど美味しく食べれるはずだ。 1996/08/17 晴れ、中潮:東京湾・若洲海浜公園人工磯 尾数→2尾 大きさ→14cm位 1997/10/08 晴れ、小潮:湘南・片瀬境川河口東側護岸 尾数→30尾位 大きさ→12〜16cm位 尾数→沢山 大きさ→15cm級 1998/10/10 晴れ、長潮:湘南・片瀬境川河口東側護岸 尾数→4尾 大きさ→10cm位 2000/10/12 晴れ、大潮:湘南・片瀬境川河口東側護岸 尾数→2尾 大きさ→8cm位 2003/10/04 晴れ、中潮:湘南・片瀬境川河口東側護岸 尾数→2尾 大きさ→20cm級 |