シロギス

Sillago japonica
硬骨魚類綱/スズキ目/キス科/キス属

2003/03/27
神奈川県小田原市早川(小田原)港

TL(全長):9.5p

◆国内:北海道南部〜九州。
◆国外:朝鮮半島南部、黄海、台湾。



◆マダイが「海の王様」であるのに対して、本種は時たま「海の女王」と呼ばれることがある。 スマートな体型で、活きている時は光の当たり具合によって、青やらピンク色に光ったりするのがその所以なんだろう。
◆天ぷらで有名な魚種だから、割と庶民も知っているヒトは多いだろう。また、富栄養化の進んだ汚い閉鎖性の海域でも見受けられ、適応力もある程度あるみたいだ。だから、殆どの日本各地の海、それも近場の海で姿が拝むことができる。
◆臆病者で、海の底が荒れたり、大きな音とかがしたら餌を取らなくなったりする。餌となるのは主に「ごかい」類だが、甲殻類や軟体動物の仲間など、動物性のものなら何でも食べる。
◆食味が良いだけでなく、ヒキが強い本種は釣りでも人気者。しかし、ダイバーの方々にはあまり人気がないようだ。釣り人はよく本種の活きた個体を手にしていたのに、最近になって、興奮斑なのか、金色の斑紋が背面に現れることが釣り人により発見された。一時は別種なのかとか、近年新たに報告されたアトクギスが流れ着いたものなのかなど、色々議論されたりしたみたいだが、ただのシロギスで収まったみたいだ。今まで何で気づかなかったんだろう……。
◆30cmを超すシロギスは「尺キス」、25cm位よりも大きいものは「肘叩き」と呼ばれ、 大物の尺度として釣り人の間で使われている。
◆もちろん食用可。