
Goniistius zonatus
硬骨魚類綱/スズキ目/タカノハダイ科/タカノハダイ属
![]() ◆国内:本州中部以南。 ◆国外:台湾。 ![]() ◆磯や堤防の釣りに稀に掛かる魚。強いヒキはいいのだが、食味の点で磯臭いと言われることが多いため、釣り人には餌盗りと嫌う人が多いようだ。しかし、釣り場できちんと下処理さえすれば、刺身であろうと何であろうと、美味しく食べれることを知る人は少ない。魚知らずの言葉が「餌盗り」と言えるのかもしれない。 ◆本種はココで釣りをすれば絶対釣れるという場所は少なく、結構行動パターンが掴み難い魚の一種であると思う。おまけに単独行動。ただ、クロダイ釣りやメジナ釣りなんかをしていればいつか掛かるだろう。他にも投げ釣りや、フカセ釣り、穴釣りなどでもお目見えする。私も本種を釣り揚げるまで、相模湾にはいない種なのではないかとずっと思っていた位、この魚が釣れる確率は低い。 ◆体形は特徴的で、9本のやや斜めになっている横縞と尾鰭(鰭=ひれ)が茶褐色で白斑があることが種を同定する上での条件。一目で区別が付く。日本産タカノハダイ科は現在3種報告されているが、分類が極めて簡単なグループの一つだろう。同科同属にミギマキという種がいるのだが、本種はそれに対し「ひだりまき」と呼ばれることがあるというのが有名だ。また、2002年07月号のI.O.P. DIVING NEWS=伊豆海洋公園通信=では、本種とミギマキとの種間雑種が水中写真で初記録された。タカノハダイとミギマキ間での種間雑種はかなり稀だと思われているし、私もそう思っていたので、それが表紙を飾ったのは印象強い。 尾数→1尾 大きさ→20cm位 2001/11/15 晴れ、大潮:湘南・大磯港東堤フェンス前 尾数→1尾 大きさ→25cm級 |