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私の「釜たけうどん」は諸先輩うどん店の方々のご親切と温かいご指導によって開業する事が出来ました。 素人の私を厨房に入れて下さり、隠さず教えて下さった方々へのご厚情に報いる為にも、釜たけの全ては公開しております。 うどん屋を目指す貴方は、何も分からない頃、どうしたら良いか悩みますよね。 その理由として @ 突然訳の分からない人間が居ると業務に支障を来すから。 A 過去に修行を請け入れて酷い目に遭った。 B 技法や素材が門外不出なので入られたら困る 等と色んな理由が有ると思います。 これから修行や弟子入りを申し込んでみようと思う方もいらっしゃると思います。そこで私が感じた事、お店に入る為の心構えなど、思いついた事をここで述べたいと思います。
@ 自分の都合でお願いしない。 仕事が休みだから、何月何日から暇だから等とこちらの都合は言わない事。 A 修行は手伝いでは無い。 「お店を手伝いますから教えて下さい。」と言う方がいらっしゃいますが、「学ぶ」と「労働」は違います。学ぶのなら、営業の邪魔にならないポジションで見て学ぶべきです。お店に迷惑のかからない労働は洗い場か掃除くらいですね。特に洗い場は厨房の動きが見れれば、一番価値のあるポジションです。それから絶対に指示された事以外はしてはいけません。なぜなら、円滑に店をまわす為のルールが有るからです。 B 食べ物には触らない。 お店は、お客様に提供する物の責任を持たなければなりませんし、お客の立場からも研修中の人が作った物をお金を払って食べに来ているのではありません。見せてもらったら黙ってしっかり見る。「見てなさい」と言われたら、ただ漫然と見ているのでは無く、その作業が一人で出来るくらい手順を覚えてください。見ながら自分ならどうするかを考えましょう。突然、「やれ」と言われたら質問無しに出来るのが見る目的です。 C 意見は言わない 貴方は教えてもらいに来たのだから、その店のやり方、システムなど長年の経験から決まった事を口出しすべきではありません。もし、自分の方が優れている、より良い方法に気付いたら、それは貴方にとってのプラスですから、自分でする時に試すべきです。 D 自分の技術は見せない もし、店主より貴方の方が技術が上でも、決して披露しない。自信が有ればある程、見せたい、認めてもらいたい気持ちが出がちですが、結局は自分で開業した時に全ての結果が出ます。だから、成功している師匠の方が絶対偉いのです。 私自身、色んな方に教えていただいて多くの失礼な言動等が有ったかもしれません。だからこそ今、これから教えを請う場合に色んな事に配慮して後進の方々へ繋がるように貴方が振る舞うべきだと思います。 |