2006年 高津神社 とんど祭

 今年のお正月明けに高津神社で行われた「とんど祭」で主催者の「ながほり」ご主人、中村重男さんから「来年は出てや」「これだけは出たくても出られないイベントやから」と言われていたのですが、来年も楽しく見に行こうと考えていた私に忘れてころに電話がかかって来ました。
中村さん「前にも言うとった来年のとんど祭、よろしく頼むわ」
私    「え?えぇ〜〜〜!」
 また、やってしもうた!分不相応な事に首をつっこんでしまった!
今年は新たに「麺コーナー」を予定しているそうで私の他にラーメンと蕎麦の名店が出店する予定だそうです。
@10月末日、高津神社にて説明打ち合わせが、ありました。
 さて、皆さんが最も興味のある出店メンバーは

懐石料理 桝田
ラ・トォルトゥ−ガ
ホテルメトロThe21 乾隆亭
ホテルニューオータニフランス料理サクラ
うずら家
リストランテ・イタロ
ぶいはち
Wassy’s
遊山
藤久
そして新参加、麺コーナーとして
なにわ翁
中華そばカドヤ食堂
釜たけうどん

と言う事になりました。
説明する「ながほり」の中村さん
参加者の皆様、
大阪を代表する蒼々たるメンバーです。
 開催日は2006年1月9日 月曜日成人の日。昨年の模様はこんな感じです。
 現状の問題点は麺店が過去に出店していないので、自分達で設備をちゃんと準備出来るかどうか?給排水設備がクリヤーされるかどうか?そして私については、赤字覚悟ですが、必要経費に相当する売り上げを単価の安いうどんで上げることが出来るかという事が心配です。同じくカドヤさんや翁さんも、店と同等の品質で提供出来るかどうか心配されていました。
続く・・・
A機器の準備
 12月某日、メインに使うオークションで入手した茹で釜をテストする事にしました。今回のイベントに協力して下さるのはたるさんとキメラさんです。キメラさんは関麺の会というイベントで製麺から振舞いまでこなせる屋台設備を個人でお持ちな有名人です。そしてたるさんは関西一の讃岐うどん名人です。
 実験の結果、どうもバーナーを交換しているらしく、炎が上がり、ステンレスが赤熱するといった怪しい代物でしたが、火力は充分でした。路上で実験、道行く人にとても怪しい集まりに見えたと思います。
オークションで落とした釜 試し茹で
かなり怪しいです 反省会
B仕込み
 まあ、何やかんやで色々と準備して参りましたが、一番の問題点、設備器機については「やとう」さんから防風ガード付きの寸胴と出汁とり用に「福島鰹」さんからも寸胴を2個貸していただきました。後は店のバーナーをLP用に改造したのとキメラさん手持ちの設備でほぼ揃える事が出来ました。当初、レンタルも考えていたのですが、かなり予算を抑える事が出来ました。なにぶん、神社への出店料がかなり高いですから。
 前日は朝から麺と具材の仕込み、ロスを考慮して60キロ仕込むことにしました。今回の肉は中村さんの紹介で奥田牧場の和牛、明太子はパートに来ているヨッシーの旦那さんにメーカー物を用意してもらいました。昼頃にキメラさんとたるさんが来てくれ、「しっぽく」作ろうと言い出し、とりあえず出汁とり、高島屋に野菜を買いに行ってもらい、仕込みを始める事になりました。夕方には一部の器機を現地に搬入。そこで一度解散してあらためて夜1時から麺の延ばしと切りを始めて、3時頃から出汁の仕込みを始めました。出汁もロスがどれ位出るかわからないので多めに仕込みます。出汁を取り終わったのが5時頃、6時過ぎにはたるさん、キメラさん、別府さんも店に来て、積み込み、神社へのピストン輸送を始めました。現地では電通のYさんが待機していたので、直接現場まで車で搬入する事が出来ました。
やとうさんから借りたバーナーと大寸胴
肉を仕込み中 出来上がり50g+α
明太の皮取り中 麺の仕込み
Cいよいよ祭
 早朝から設営して試運転、8時頃から身内スタッフで試食を始めました。そうです、本番の食材を使った試食はぶっつけ本番だったのです。別府さん、キメラさん、たるさん達が茹で具合や茹で時間をチェック、オペレーションを確認していきます。初めての設備なのでどんな具合になるのかはやってみなければ判らないからです。
 9時ごろには参加店が集まってミーティング、10時には有名店には既に行列が出来ていました。
 さすがに初参加、知名度も低くうどんだから他の店より魅力も低い為、しばらくはうどんを茹でる練習をしていましたが、さすがに11時過ぎる頃には他の屋台が長蛇の行列になった為に釜たけにも行列ができ初めて来まして、後はそのまま怒涛の応対が続きました。
 うどんだけでは売上金額が上がらないので中村さんが酒蔵を紹介して下さいました。滋賀県の喜多酒造さんで、今回新酒しぼりたてと燗用カップ酒を紹介していただきました。試飲すると目茶旨です。しかしどれ位売れるか未経験、予想もつかなかったので少ししか準備しなかったので早々に売り切れ。喜多さん、わざわざお手伝いに来て下さったのにすみませんでした。
 2時頃には「サクラ」や「桝田」「うずらや」さんは売り切れ続出、釜たけはしっぽくは早々に売り切れ、肉うどんも無くなりましたが、明太は寒い中、出汁では無かったので不評でした。やはり寒い中、出汁物が好まれるみたいですね。
 今回の反省ですが、先ず物量の関係から製麺を深夜1時から行った為、熟成不足を感じた事、通常4倍以上の量出汁とりを行った為、やはり出汁の味が不満でした。

 今後、屋外イベントで考慮すべきは、出来ないお店の味を再現しようとするのでは無く、イベント向きのチューニング(味付けは少し濃い目、麺の個性を強調する等)も必要だと感じました。
ながほりの中村さん 各店のオーナー
カドヤ食堂 なにわ翁
やっと行列が・・ サクラは全部売り切れ!
帽子のキメラさん、別府さん、福島鰹のBさん
しっぽくうどん 不評明太バター
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