吉岡心平のマーク

タキ1400形1419

私有貨車


 カセイソーダ専用タンク車は同一荷重でも様々な形式がある。「保温」と「内面ゴムライニング」が区別の原点で、戦後製で鉄肌・裸タンクのものがタキ1400形である。

 タキ1400形は1400〜84、86〜98、99a、99b、11400〜03の104両が昭和23〜40年に製作された。
 なお保温やゴム被覆などの新機軸が一般化した昭和40年代も後半になると、大半はタキ2600形やタキ2800形に改造され、本形式のまま残るのは少数派となった。全104両のうち、タキ1400形のまま寿命をまっとうしたものは41両に過ぎず、残りの63両は他形式に改造されている。

 タキ1419は昭和26年8月新潟で1420との2両ロットとして誕生した。
 外観は良く言えば大人しい、悪く言えば特徴に欠けるもので、特記すべき点は皆無である。なお本車のような初期製は低濃度のカセイソーダ液を輸送するため、タンク容積が約1割大きい。

 落成時の所有者は興国人権パルプKK・常備駅は八代であった。後に奥田駅常備を経て、昭和44年3月に社名はKK興人となった。晩年は短距離運用に供され、富山地区で伏木駅と奥田貨物駅(富山駅の裏手で興人や十全化学の工場があった)間に運用されていた。昭和56年1月に廃車となった。


カセイソーダ液専用車のガイド


【第2週】000909作成、011112本文修正+リンク追加。040510R4、041229R4A、071231R4A2。

タキ1400形1419の写真

【写真2】 タキ1400形1419 昭和49年9月29日 伏木駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第1巻に「P00022」として収録されています。