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タキ3900形3912 |
私有貨車 |
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タキ3900形は有名な形式なので、皆さんも写真の一枚や二枚はお撮りになっているに違いない。そこで今回は変わった所有者をご紹介しよう。 タキ3912は、宇部興産KKが4両所有していたタキ3900形のトップで、昭和30年8月に三菱で製作された。当時、石炭酸の専用車は東洋レーヨンKKが独占的に所有しており、それに割り込む形で増備されている。このため外観・構造は東レ向と大差なく、ステンレス板で内面を内張りしたタンク体の周囲に、温水加熱用のジャケットと保温用のキセが装備されていた。更にタンク体外部に |
は温水注入管と排水管があり、また温水バルブを操作するためタンク踏板が延長されたことが、本形式特有の外観を形作っている。 所有者は宇部興産KKで、常備駅は落成時の宇部港から昭和40年11月に居能となった。ナイロン原料の石炭酸を東名古屋港などに輸送していたが、その後の製法転換で、原料がシクロヘキサンなど移行した後、用途・運用区間共に一変したようだ。写真は昭和49年に村田で撮影したものだが、いったい何を輸送していたのだろうか。昭和53年7月に廃車となった。 |
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●同一形式 タキ3900形3948(第210週) 昭和38年富士重製で三井物産KK向。 タキ3900形3951(第157週) 昭和38年若松車両製で三井化学工業向。 【第28週】010311作成、020620リンク追加、040117リンク追加+R4、040906リンク追加、050909リンク追加、060816リンク変更、070802R4A2。 |
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【写真28】 タキ3900形3912 昭和49年6月 村田駅にて P:吉岡心平