吉岡心平のマーク

タキ11800形11800

私有貨車

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タキ11750形
タキ11850形

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ロット表


タキ11803

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第97週
第99週

●積荷
●構造

入口


 今週から、吉岡写真CD−ROM第19巻に収載した形式を取り上げる。

 タキ11800形は、35トン積潤滑油添加剤専用車で、昭和43〜48年に5両が製作された。メーカーは新潟一社で、同社が昭和42年に試作した15トン車であるタム9100形を、量産に際してボギー車としたものであった。

 タキ11800はそのトップナンバーで、11801と共に昭和43年7月新潟で製作された。外観・構造はキセ付石油類タンク車に類似するが、これは積荷が軽油に溶解されているためである。
 タンク体は耐候性高張力製で、ドームレスの直円筒形だが、高粘度積荷の液残りを防止するため、タンク底部には1/100の傾斜板がある。タンク下半分には外壁に沿って外部加熱管があり、周囲には保温用のウレタン断熱材と薄鋼板製のキセが設置されていた。また受台の一部にはFRPを使用して断熱性を向上していた。ところがウレタンが高温下で分解し、タンク体を腐食したため、

昭和54年2月に川崎で新製タンク体に乗せ変えるとともに、断熱材をグラスウールに変更した。
 荷役方式は通常の上入れ下出し方式で、吐出管は蒸気ジャケットにより保温されている。本形式特有の点として、タンク内部の温度測定を電気式温度計により行なうことが挙げられ、表示部はタンク上部に、感温部はタンク側面にそれぞれ装備されていた。ちなみにタンク側面にある奇妙な突起は、感温部の保護カバーである。
 台枠は通常の平型で、台車はTR41Cだったが、タンク体を更新した際にTR41DS−13に改造されている。

 所有者はカロナイト化学KKで、常備駅は末広町であった。ヤード系輸送の廃止で次第に運用範囲が狭められ、平成元年5月には日本石油輸送KKに移籍し、名古屋南港駅常備となったが、南港駅のコンテナ基地化に伴い、平成9年3月に郡山駅常備となった。タキ11802以降の3両は青化ソーダ専用車に改造されたが、11800と01は未改造のまま、平成9年6月に廃車となった。


●同一専用種別 タム9100形9100(特別編132)   昭和42年新潟製で、同一専用種別の15トン車。

           タキ8650形8651(特別編119)   昭和42年日車製で、同一専用種別の30トン車。

●関連形式    タキ20000形20028(特別編171) 昭和43年川崎製、一時期潤滑油添加剤の臨専だった。


【第98週】020714、020915リンク追加、040117R4、050420R4A、060121ロット表追加、060821ロット表R2、
070821ロット表R3+R4A2、081118R4BY。


タキ11800形のロット表

ロット 番号 製造年 製造所 落成時の所有者
11800,11801 S4307 新潟 カロナイト化学KK
11802 S4701 新潟 カロナイト化学KK
11803,11804 S4804 新潟 カロナイト化学KK

タキ11800形11800の写真

【写真98】 タキ11800形11800 昭和51年2月17日 塩浜操駅にて P:吉岡心平