吉岡心平のマーク

タキ10000形10000

私有貨車


 今回は、CD−ROM第6巻からタキ10000のトップを紹介しよう。

 タキ10000形は、汽車会社が開発した「汽車型軽量35トン車」、即ち10系タンク車の中核を成す形式である。
 10系タンク車の始祖は、昭和37年12月に製作されたタキ9750形9750だが、ガソリン専用車としては車体長が長くなり過ぎて成功しなかった。一方石油類積とした場合は、車体長を従来のタキ1500形より約1.5m短縮することが出来たため、そこそこの数が製作されている。

 タキ10000は10009までの10両ロットとして、昭和38年5〜6月に汽車東京で製作された。

 タンク体は普通鋼製で、胴板は石油類専用車のため、8mm厚と薄い。タンク直径は2,200mm、長さは11,226mmである。ドームは小判型とされ、マンホール蓋は車体中心より350mmオフセットしていた。
 台枠は10系タンク車特有の、高張力鋼をハット断面(_| ̄|_)に成型したものであった。長さは12,000mm・BC間距離は8,700mmであった。ブレーキ装置は手+空気、台車はTR41Cであった。

 所有者は昭和石油KK・常備駅は浜川崎であった。昭和59年9月に日本石油輸送KK所有・東新潟港駅常備に異動し、平成元年11月に廃車となった。


タキ10000形の形式解説

10系タンク車のガイド


【第106週】020908作成、020915リンク追加、030627リンク変更、040213R4、050223R4A、070404リンク
追加、070701R4A2。

タキ10000形10000の写真

【写真106】 タキ10000形10000 昭和49年11月25日 浜川崎駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第5巻に「P00247」として収録されています。