吉岡心平のマーク

タキ4200形14226

私有貨車


 私有貨車の進化を考える時、上廻り(タンク体)と下廻り(台枠以下)を、別個に捉えることが大切だ。何故なら上廻りは積荷の物性に左右されるのに対し、下廻りは国鉄の設計思想により変遷したからである。

 タキ4200形35トン積カセイソーダ液専用車であるタキ14226は、昭和41年12月富士重で製作された。タキ14227と2両1ロットだったが、後者は後に第五商事に移籍している。
 本ロットの特徴は、本形式で初めて片側ブレーキを採用した点にある。側ブレーキの車両は、台枠両端のデッキが無く、その分車体が短かいのが

通例だが、本車の場合は設計が確立する以前だったようで、基本寸法は従来のまま、ブレーキだけを片側に変更した。
 このため台枠端にはデッキが残され、ステップ等もこれまでと変わらない。側ブレーキの手摺形状も、一風変わった形になっている。
 台車は写真ではTR41Cだが、第ニ次改造でTR41DSに改造されている。

 所有者は日産化学工業KK・常備駅は須賀であった。常備駅は昭和45年6月に甲子、昭和63年10月に速星と変遷した。平成14年はじめの時点では、まだ現存しているようだ。


タキ4200形の形式解説
カセイソーダ専用車のガイド


【第145週】030608作成、030628写真1457→写真145の2+写真145の1追加、040228R4、050403R4A、070602リンク変更、071010R4A2。

タキ4200形14226の写真

【写真145の1】 タキ4200形14226 昭和49年1月19日 村田駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第26巻に「P01532」として収録されています。

タキ4200形14226の写真

【写真145の2】 タキ4200形14226 昭和49年1月19日 村田駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第26巻に「P01531」として収録されています。