吉岡心平のマーク

タキ7500形7537

私有貨車


 今回紹介するタキ7537は、タキ7500形濃硝酸専用車では24ロット中の22ロット目で、タキ7538と一緒に昭和41年11月日立で製作された。

 ユーザーの日産化学は日立と富士重の2社でほぼ交互にタキ7500形を増備した。設計比重は1.5・タンク容積は14.6m3で、これらの値は日産化学所有車の標準であった。

 外観・構造は、全体として昭和40年日立製のタキ7525〜29(ロット18)に準拠するが、タンク寸法は前作の富士重製タキ7536(ロット21)に合わせて直径1,885mm・長さ7,770mmと、ロット18より直径が5mm細い代りに長さが20mm長

くなった。タンク材質は高純度アルミ製で、低強度のため例によって受台はアルミタンク車独特の大型のものとなり、センタアンカ部を初めとする重要部は板厚を増して厳重に補強されていた。
 台枠は平形で、長さは8,500mm・BC間距離は5,200mmであった。タンク長さの割には台枠長が短く窮屈だったようで、昭和42年の増備車は各々が50mmづつ延長されている。ブレーキは空気+手、台車はTR41Cから第一次改造でTR41Dに改造されている。

 所有者は日産化学工業KK・常備駅は速星で、一生をそのまま過ごした。昭和49年8月に28トンに減トンされ、平成10年6月に廃車となった。


タキ7500形の形式解説

硝酸タンク車のガイド


【第251週】050619作成R4A、070702R4A2。

タキ7500形7537の写真

【写真251】 タキ7500形7537 昭和50年2月27日 安治川口駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第36巻に「P02114」として収録されています。