吉岡心平のマーク

タム3050形3076

私有貨車


 タンク車の構造にはユーザーの意向が反映されるが、複数のタンク材質が選択できる積荷では、形態が全く異なる車両となる場合がある。

 タム3076は昭和31年6月飯野で製作された孤立ロット。既に紹介したタム3075とは同一メーカー製で、落成時期も一月しか違わないが、タンク材質を純アルミに変えてステンレスを選択したため、全く異なるスタイルとなった。

 設計比重は1.08・タンク容積は14.6m3であった。
 タンク体はステンレス鋼製で、板厚は胴板6mm

鏡板9mmと標準的で、寸法はタンク直径1,740mm・長さ6,322mmであった。
 台枠は平形で、長さは7,100mm・軸距は4,000mmと、トムあたりとほぼ同寸である。走り装置は落成時から2段リンク式であった。

 落成時の所有者は江戸川化学工業KK・常備駅は金町で、その後社名は昭和37年7月に三菱江戸川化学KK、昭和46年12月に三菱瓦斯化学KKと変遷した。昭和49年1月に南四日市に常備駅変更され、昭和53年7月には内外輸送KKに売却され、中条駅常備となった。平成5年12月に廃車された。


ホルマリン専用車のガイド


【第259週】050814作成R4A、070526R4A2。

タム3050形3076の写真

【写真259】 タム3050形3076 昭和49年2月18日 南四日市駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第12巻に「P00697」として収録されています。