吉岡心平のマーク

タキ1000形1059

私有貨車


 タキ1000形は25トン積石油類専用車で、小型のため余剰化したタサ1700形20トン積ガソリン専用車の転用改造車である。

 タキ1059は昭和32年日車支店でタサ1700形2833から改造された。
 種車は昭和27年日車支店製で、「日石輸送タイプ」として量産されたシリーズの最初のロットであった。このロットからは、同時にタサ2832〜2837がタキ1058〜1063に改造されている。

 改造では、種車のタンク体・台枠はそのまま使

用したが、タンク内部に加熱管装置、鏡板に点検口をそれぞれ追加した。ちなみにタンク寸法は直径1,870mm・長さ10,500mmであった。なお安全弁はガソリン時代の2個のままで、撤去は行われていない。
 台枠は平形で、一部に鋲接を併用し、長さは11,200mm・BC間距離は7,700mmで、オーバーハング長は後の標準より長い。

 改造時の所有者は日本石油輸送KK・常備駅は秋田港であった。駅名は昭和46年8月に中島埠頭となった。昭和56年2月に廃車となった。


●同一形式 タキ1000形1013(第31週)  昭和28年に昭和24年汽車製のタサ1768を改造。

        タキ1000形1033(第180週) 昭和28年に昭和24年川崎製のタサ1788を改造。

ガソリン・石油類専用車のガイド(タキ編)


【第317週】060924作成R4A、070916R4A2。

タキ1000形1059の写真

【写真317】 タキ1000形1059 昭和49年12月22日 汐見町駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第25巻に「P01462」として収録されています。