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タキ3800形3806 |
私有貨車 |
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博多にお住まいの方からのリクエストはタキ3800形である。地元の博多港に常備されていたので懐かしいそうだ。 タキ3800形は35トン積セメント専用車で、日車独特の「カマボコ形タンク車」の一員である。小口輸送用として駅頭でトラックへの積替を考慮した設計で、地上空気源がない場所でエアスライド装置を動作させるためのブロワー、セメントをタンク上部へ輸送するスクリューコンベア、そしてトラックに積み込むための回転式シュートなど、珍奇な装備を満載していた。写真で床下に見える箱には動力源のガソリンエンジンが収納されている。なお、これらの構造とカマボコスタイルとは直接の関係は |
なく、後継車である40トン積のホキ7500形は、ホキ5700形に似た箱型となった。 タキ3806は昭和44年1月富士車輌で製作された。3804〜09からなる6両ロットの一員で、車体部分は日車が下請け製作の上、同社に納入したようである。 所有者は宇部興産KK・常備駅は博多港であった。その後、常備駅は昭和44年4月苫小牧、同年12月芝浦、昭和45年7月北埠頭、そして同年12月博多港と日本全国を一巡し、昭和46年5月に北埠頭に移ってからはようやく腰を落ち着けた。昭和58年10月に廃車となった。 |
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●参考文献 吉岡心平「カマボコ形タンク車のすべて・私有貨車セミナー第31回」;RM149号(1996) 【特別編152】020122作成、020517リンク追加、021128リンク変更、040123R4、050503R4A、070705R4A2。 |
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【写真1152】 タキ3800形3806 昭和59年8月12日 北埠頭駅にて P:吉岡心平