吉岡心平のマーク

ホキ3000形3000

私有貨車


 アルミナの輸送車には個性的な車両が多いが、ここに取り上げたホキ3000形は、これらの中では最もおとなしい車両と言って良いだろう。

 ホキ3000形は35トン積のアルミナ専用車で、登場時はホキ4050形と称し、昭和33〜37年に5両製作されたが、昭和38年のホッパ車改番で現形式となった。更にホキ3000形になってから後の昭和44年にも3両増備されている。製造所は全車東洋工機であった。
 なお所有者の昭和電工では、昭和32〜35年にタキ6400形を37両製作しているが、本形式とは荷役方法が全く異なり、両者の関係は謎である。

 ホキ3000はホキ4050として昭和33年10月東洋工機で製作された。
 同社製のエアスライドホッパ車としては典型的に構造だが、積荷の設計比重が0.7と低いため、ホッパは大型である。
 エアスライド装置も外観からは判らないが、2列並列に配置され、車体断面はW型となっている。台車はTR41Cである。

 所有者は昭和電工KK・常備駅は新興であった。晩年はタキ17900形と共にアルミナ輸送の主力として活躍していたが、鉄道輸送の中止により、平成12年6月に廃車となった。


アルミナ専用車のガイド

エアスライドホッパ車のガイド


【特別編422】030925作成、031213R4、050504R4A、070111ロット表R2追加、070704R4A2。


ホキ3000形のロット表

ロット 番号 製造年 製造所 旧形式 旧番号 落成時の所有者
3000 S38 改番 ホキ4050 4050 昭和電工KK
3001 S38 改番 ホキ4050 4051 昭和電工KK
3002,3003 S38 改番 ホキ4050 4052,4053 昭和電工KK
3004 S38 改番 ホキ4050 4054 昭和電工KK
3005〜3007 S44 東洋 昭和電工KK

ホキ3000形3000の写真

【写真1422】 ホキ3000形3000 昭和61年3月2日 入江駅にて P:吉岡心平