吉岡心平のマーク

シキ120形120A

私有貨車

Lv2


 シキ120形については既にB梁を紹介したが、今回はより大物車らしいA梁を取り上げる。

 シキ120形は80トン積弓形梁式大物車として昭和27年10月三菱で製作された。その後、昭和31年にB梁、昭和34年にC梁がそれぞれ追加され、C梁追加と同時に、末尾にABCを付けて構造を区別するようになった。

 シキ120のA梁は荷重80トンと、戦前に国鉄が製作したシキ100形と同一だが、車軸は2軸多く車体長は約4m長い。その代わり低床部長さ5,5

00mm・高さ660mmと、シキ100形より長さが500mm・高さで122mm低く使い易くなった。
 台車は軸距1,550×2mmの3軸板台枠で、シキ100形の内側台車と酷似していた。また連結器はシキ100形と異なり、繋ぎ枠ではなく外側台車に取り付けられている。

 所有者は三菱電機KK・常備駅は塚口であったが、当時最大の大物車としてさまざまな特大品輸送に用いられたようで、写真は化学プラント向設備を積載用に貸し出された際のものである。昭和61年11月に廃車となった。


●同一形式 シキ120形120B(特別編212) 昭和31年製の吊掛け梁。

大物車のガイド


【特別編521】040818作成R4。

シキ120形120Aの写真

【写真1521】 シキ120形120A P:吉岡心平所蔵