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タキ15800形15816

私有貨車


 タキ15800形は35トン積エチレングリコール専用車で、昭和44〜58年に24両が誕生した。
 外観・構造により大別するとタンク体の形で、S1直円筒形・V2スウエィバック形・F3異径胴形に大別される。このうちS1直円筒タンク体のグループは既に紹介したので、今回はV2スウエィバック形の例を取り上げる。

 タキ15816は昭和46年4月三菱で製作され、タキ15814〜16からなるロットの一員であった。

 設計比重は1.12で本形式中では最大で、タンク容積は31.2mとなった。
 ドームレスのタンク体は、粘稠な積荷が内部に残るのを防ぐため中央の下がったV2タイプとされ、中央に向けて1/50で傾斜していた。材質は

ステンレス鋼製で、寸法は直径2,050mm・長さ10,100mm、周囲には補強環が6本設けられていた。タンク塗色は銀色(地肌)であった。
 荷役装置は液入管と吐出管を用いた上入れ下出し方式だが、荷卸し時にタンク内に流入する空気を除湿するための吸湿装置がタンク上部に設置された。また側面にある細い配管は、窒素封入用の窒素管である。
 台枠は通常の平形で、長さは10,600mm・BC間距離は7,600mm、ブレーキはKSD形積空+両側、台車はTR41Cであった。

 落成時の所有者は日本触媒化学KK・常備駅は郡山であった。平成3年6月、CIにより会社名はKK日本触媒に変わった。3両共に平成16年10月時点では在籍しているようだ。


タキ15800形の形式解説

グリコール専用車のガイド


【特別編586】050505作成R4A、050513リンク追加、050513リンク追加、050717リンク追加、050809リンク追加、070705R4A2、080201リンク変更。

タキ15800形15816の写真

【写真1586】 タキ15800形15816 昭和52年4月5日 塩浜操駅にて P:吉岡心平