ヤ400形402

【国鉄編18】 平成13年10月26日

国鉄貨車

研究所

Lv2

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 東京都にお住まいの遠藤さんから、以下のようなメールを頂戴した。「ある廃車体を目撃して以来どうも寝つきが悪いのです。ワラ1タイプの有蓋車で、信号何とかかんとか・・・と標記されていました。ちなみにきちんとレールの上に鎮座していました。」
 黒磯市にあっだとの事で、友人が調べにいった所、ヤ400形402の廃車体だったとの事である。レイルマガジン219号の事業用車特集では、主だった形式しか紹介できなかったので、丁度良い機会としてヤ400形について紹介する。

 ヤ400形は配給車の一種で、信号機器を各地に配達するための貨車である。これだけなら有蓋車の配給車代用で間に合いそうなものだが、荷卸しを容易にするため、車内に小型のホイストを固定した。これが敢えて形式「ヤ」になった理由のようだ。

 種車はワム60000形が選択されたが、転動防止の容易な木製床として最後に新製された車両であり、妥当な選定である。なおワム60000形の中でも最初に製作された1,300両が選ばれているが、唯一ヤ411は車体周囲に「額縁」のない後期形を種車としている。

 配置は田端操に400〜408、安治川口に409以降であったが、昭和50年にヤ403が事故廃車となったため、補充としてヤ416が昭和51年に追加改造されている。

【写真2018の1】 ヤ400形406他 昭和56年10月4日 金町駅にて P:吉岡心平

奥のヤ402が先日廃車体として発見された車両である。

【写真2018の2】 ヤ400形405 昭和55年9月21日 新井駅にて P:吉岡心平

【写真2018の3】 ヤ400形405の運用板 昭和55年9月21日 新井駅にて P:吉岡心平

【写真2018の4】 ヤ400形404 昭和57年10月9日 魚津駅にて P:吉岡心平

 タキ11350形を目的に訪れた魚津駅で、たまたまキャッチしたヤ400形。室内に設置された小型の回転式ホイストと、車端部に設けられた棚が良く判る。車内に床置きされている荷物は、電気転轍機のようだ。

【写真2018の5】 ヤ400形411 昭和56年12月27日 安治川口駅にて P:吉岡心平

ヤ400形で唯一、額縁のない後期形を種車とした車両。


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