吉岡心平のマーク

トキ23600形23600

【国鉄編28】 平成15年1月12日

国鉄貨車

研究所

Lv2

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 秋田は花岡・小坂鉱山で採掘される亜鉛泥鉱を、秋田臨海鉄道にある精錬所に輸送するために開発された物資別適合貨車が、トキ23600形である。

 トキ15000形を種車として国鉄土崎工場で昭和46年度に19両改造された。車歴上は昭和50年に9両追加されているが、見た人がいないので、計画だけだったのかもしれぬ。なお、本当だったらトキ21500形の後でトキ21600形になる筈なのだが・・・?
 積荷は高比重の泥状物質で、バケットショベルにより荷役する。

 車体は積荷比重にあわせて車体側板・妻板を3枚側(高さ590mm)に切り詰め、煽り戸などの継目からの漏洩を防ぐため、煽り戸を固定した上で、側・妻・床の内面には鋼板を張り、車体全体を桶のような構造とした。なんだか間が抜けて見えるのは、煽り戸受が撤去されたためである。
 このため車体に溜まった水を抜くため、4個所に排水管が取り付けられた。写真で番号の下に見える筒がこの排水管である。

 運用区間は花岡・小坂から秋田北港であった。車両の劣化が激しく、活用された期間は短かった。昭和59年は形式消滅している。


平成14年6月30日 作成。

トキ23600形23600の写真

【写真2028】 トキ23600形23600 S51年7月31日 花岡駅にて P:吉岡心平

背景に見えるのが積荷の「亜鉛泥鉱」である。


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