吉岡心平のマーク

トキ23800形23802

【国鉄編30】 平成15年3月5日

国鉄貨車

研究所

Lv2

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 トキ23800形は、個人的にとっても好きな貨車である。

 トキ23800形は35トン積無蓋車で、原木輸送用として、昭和46年に35両がトキ25000形から改造された。

 改造点を米国流に言えば「バルクヘッド」の追加であった。従来のコルゲート付プレス鋼板製妻板には、同種の部材を継ぎ足して嵩上げし、中央部には別製の妻柱を追加して強化した。また側面には折畳式の側柱を追加した。側柱上部は倒れ防止のため、相互にチェーンで結ばれていた。

 これらの改造により、前回紹介したトキ23000形の冴えない外観とは一変し、いかにも勇壮な貨車となった。荷重は自重増の分だけ減らされ、1トン減の35トンとなった。なお、35トン車である本形式とトキ23000形には、符号「オ」がつかない事を注意して欲しい。
 当然ながら、台枠・台車などの下廻りは、種車時代と同一である。

 福知山局は舞鶴港駅に常備され、チキ910形も交えながら紀勢線の熊野地や天竜川に輸入原木を輸送していた。海水に浸った積荷のため腐食が酷く、昭和58年に全廃されている。


平成15年3月5日 作成。

トキ23800形23802の写真

【写真2030】 トキ23800形23802 S54年8月20日 天竜川駅にて P:吉岡心平


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