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【概要】
35トン積の四塩化炭素専用車で、タキ6100形30トン車を大型化したもの。実は同一トン数の先達としてタキ7000形があるが、両者の相違はどうも良く判らない。
【車歴】
昭和40〜52年に19両が汽車東京・日車(本支店)・富士重で製作された。
【外観と構造】
タンク材質はステンレス鋼で、タンク形状は初期のものは直円筒形だったが、返却時の残液を嫌ったため、後のロットは中心に向かってスウェイバックしたV2、中央下部が低くなった魚腹形のF3タイプなどを採用した。これは残液が大気中の水分で分解・発生した塩酸がタンク体を腐食するため、これを嫌ったことによる。
荷役方式はマンホールから積込み、荷卸しは空気管からの空気加圧方式で、荷卸しの際に乾燥空気の供給設備が無い場合には、吸い込んだ大気の乾燥箱を装備している。
台枠は平形が標準だが、製造時期とメーカーによっては軽量台枠を用いたものもある。ブレーキ装置は手+空気、台車は時期によりTR41C、TR41E、TR225と様々である。
●汽車東京製
タキ7050,7051の1ロット2両。
タンク体はドーム付直円筒形で4本の補強環があり、台枠は10系軽量台枠であった。ブレーキ装置は手+積空、台車はTR41Cであった。
■日車製前期
タキ7052,7054〜7058の3両で昭和44〜47年日車本支店製。
タンク形状はドームレス直円筒形で4本の補強環を持ち、台枠は日車形軽量台枠。ブレーキ装置は両側+積空、台車はTR41Cであった。
●富士重製初期
タキ7053の1ロット1両。
タンク体はドームレス直円筒形で台枠は平形。ブレーキ装置は両側+積空、台車はTR41Cであった。
■富士重製後期・準保安対策車
タキ7059〜7061,7064,7065,7067の3ロット6両で昭和49〜50富士重製。
タンク形状はドームレスのV2タイプ(傾斜1/100)で、台枠は平形。ブレーキ装置は両側+積空、台車はTR41E−12である。
■日車製中期・準保安対策車
タキ7062,7063,7066の2ロット3両で昭和49〜50年日車製。
タンク形状はドームレスのF3タイプ異径胴となり、台枠は平形。ブレーキ装置は両側+積空、台車はTR41Eである。
■日車製後期・保安対策車
タキ7068で昭和52年日車製である。
タンク空容積は7%に拡大され、タンク体は一回り大きい。タンク体はドームレスのF3タイプ異径胴で、塗色は銀色。ブレーキ装置は手+積空、台車はTR225となった。
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