緑園の丘からメリー・クリスマス!クリスマスと聞けば、いろいろなおもいだやファンタジーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。くつ下をつるしてプレゼントを楽しみに待っていた幼い日のこと、家族でレストランへ行った日のこと、そして、教会ではじめて歌ったクリスマスの讃美歌…
<メリー・クリスマス>とは、救い主イエス・キリストの誕生を喜び祝う言葉です。キリスト教会初期の頃に12月25日を祝日として以来、クリスマスは世界中で特別に覚えられてきました。
不思議な光 横浜緑園キリスト教会牧師 原田憲夫
◇導きの光…
遠い昔、東方の博士たちをエルサレム、ベツレヘムへと案内した星は、博士たちの人生を導く光となりました。彼らは“賢者”でした。人々を導く指導者、知恵者でした。その彼らが導かれて神に向かって旅をしたのです。そして、人を導く人生から神に導かれる人生へと変わったのです。
今日、多くの人は人間が神を作り出したと言いますが、聖書はちょうど逆のことを言います。すなわち、神が(ご自分の姿に似せて)人間を創造したというのです。(ばかげていると立ち止まらないで、ちょっと立ち止まってください。)
だからこそ、
- 全ての人の魂の奥底に、心理を求めようとする知性の炎が燃えているのです。
- “心の清い者となれ”“隣人を愛せよ”という声が魂の奥深くで聞こえるのです。
- 自分の損得を離れて他人のために自分を投げ出すことができるのです。
“主よ。あなたの道を私に教えてください。私はあなたの真理のうちを歩みます。”(詩篇86:11)と、いにしえの賢者は祈りましたが、誰でも神(真理)を探し求めているのではないでしょうか。
◇永遠のいのちの光
東方の賢者たちをエルサレム、ベツレヘムへと案内した光は、彼らを救い主キリストの元へと導きました。
- この幼子こそは暗き世界を照らす“まことの光”(ヨハネ1:9)でした。
- この光は私たちの人生とその意味を照らす“いのちの光”でした。
イエスは言われた。“わたしは、世の光です。私に従う者は、決して闇の中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。”(ヨハネ8:12)
今を生きるための喜びがここにあるのです。
◇ラスト・コーヒー…
札幌の小さな喫茶店に一人の若い女性がフラット入ってきて、コーヒーを注文しました。2歳で母に死別、3兄弟バラバラにされて他家に預けられた。6歳で父が再婚。また家族5人の生活が戻ったが、彼女だけはなぜか新しい母に愛されなかった。姉はいつも彼女を励まし、大きくなったら家を出て一緒に暮らそう、それまで我慢してと支えていた。しかし、彼女が高校3年の時、その姉が事故で死んだ。父に置き手紙をして、家出。札幌まできた。もう耐える力もなくたっていたのだ。
ふと気がつくと、その店の中に讃美歌が流れていた。手渡されたヨハネの福音書を夢中で読んだ。乾いた砂地に水がしみ込むようだった。そして次の日も、また次の日も出かけた。牧師の言葉を聞いているうちに“私と一緒に泣いておられるイエス様”に出会った。“生きていてよかった。”
キリストは彼女のラスト・コーヒーをいのちの水に変えてくださったのです。
今を生きるための喜びへと導く光、希望と平和の光、それはキリストです。クリスマスの日、あなたもその不思議な光に導かれて、神に導かれた新しい人生へと歩み出しませんか。あなたの上に神の祝福が豊かにありますように。
世界のクリスマス〜イギリス〜 松村浩子
ロンドンなどの都心では、毎年クリスマスシーズンになると、プレゼントを買う大勢の買い物客でにぎわうようです。特にオックスフォードストリートやリージェントストリートといったメインストリートには、イルミネーションが施され,それが毎年テレビ中継されるそうです。私の滞在したノーリッジという町では、小さな町全体にクリスマスの装飾がなされ、おもちゃ箱の中にいるような可愛い華やかさがありました。
クリスマス料理の主流はターキーやローストチキンで、デザートにはクリスマスプディングやミンスパイと呼ばれるパイが出されます。クリスマスプディングは外側がパンで中身はラズベリーなどのフルーツがゼリーで固められてあり、食べるときには暖め、生クリームやカスタードクリームをかけていただきます。ミンスパイもたくさんのフルーツが詰まったとても甘いパイです。イギリスの映画などでも見られますが、みんなでクラッカーを鳴らし,中から出てきた薄い紙でできた冠をかぶって食卓をかこみます。25日には、エリザベス女王の国民向けのメッセージがあり、朝から教会のクリスマス礼拝がテレビでも中継されています。翌日のボックスデーもお休みで、パントマイムという寸劇のようなものが行われ,子供たちはこれを見に行くのが楽しみなようです。
世界のクリスマス〜アメリカ〜 原田純子
アメリカでは11月末になるとクリスマスショッピングや家の飾り付けなどでとても忙しくなります。夜、車を走らせるとほとんどの家庭がクリスマスのライトアップをしていてとてもきれいです。また家の中にはクリスマスツリーをはじめ、さまざまなクリスマスの飾り付けがしてあります。日本のお正月と同様、アメリカ人にとってクリスマスは家族が一つに集まる時です。ともに、クリスチャンであればキリストの誕生を祝い、ごちそうを食べます。七面鳥やハムがメインです。
アメリカのクリスマスの最大の特徴はどの家庭にもそれぞれのクリスマスの習慣があるということです。ある家庭では、子供が生まれたときから毎年、一個ずつその年のオーナメントをツリーに増やしていくとか、毎年、オリジナルのリースをつくるとか、それぞれの家庭に、独自の食事や、デコレーション、そしてクリスマスの祝い方にまつわる習慣があります。家庭によってはクッキーやキャンディを包んで近所に配るところもあります。クリスマスに代表的なクッキーといえばジンジャーマンクッキーという、人形の形をしたしょうがクッキーです。子供たちは型を抜いた後、いろいろなトッピングをしてたのしみます。
教会でもこの季節になるとクリスマスパーティやミュージカル、劇など、人々にクリスマスの本当の喜びを伝えるためにさまざまなイベントを企画します。また病院や老人ホーム、お年寄りの人々の家を賛美しながら回る、キャロリングもします。郵便局や銀行などの公共施設や一般企業もクリスマスは休み。ほとんどの人がクリスマスは家族や友達と喜びを分かち合う時、そして平和なときという意識をもっています。そして今年もクリスマスのシーズンがやってきました。アメリカは今、さまざまな問題を抱えていますが、今年も平和なクリスマスになることを願っています。
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